本日はauのサブブランド、povoを解説します。楽天の値上げ後の”避難先”として有力になっており、魅力的な0円運用が可能です。毎月0円で電話番号を維持したいユーザーや今のスマホの料金を見直したい方、必見です❗️
はじめに、本当に0円で持てるの?
最初に注意しておきたいのがこれです。スマホの料金プランは0円であればユーザーの支払う金額、お財布から出ていく金額は何もないのか、という事です。 答えはNoです。スマホをはじめとした電話番号には2つの税金のようなものがかかります。1つはユニバーサルサービス料です。これは緊急通報や公衆電話、加入電話(固定電話)の維持を目的として1電話番号につき月に数円(2022年6月時点では2円、変動します)の負担をするものです。2つ目は電話リレーサービス料です。聴覚や発話に困難がある人とそれ以外の人との会話をオペレーターが手話や文字、音声によって通訳し電話を繋ぐサービスです。2022年度は年間で6,6円、4月から9月までの6ヶ月間に月1,1円徴収することになってます。なのでプランは0円でも請求額では3円の金額が発生します。
次に180日間で通話料金とSMS送信料の合計が660円(税込)を超えていない場合、または有料のトッピングを購入していない場合は、180日を超えると順次利用停止となるのでご注意を。
povoの特徴
従来はプランを設定したら変更しない限りはそのプランを継続して使うことができます。povoは契約後、専用アプリ(povo2,0)から”トッピング”という名前のプランを選びます。トッピングには全て期限があり、この期限を過ぎる前に新たにトッピングを追加する必要があります。使わない時と使う時がはっきりしている方や、通信はしないけど、通話はよくする方など自分の使い方に応じてトッピングを変えたり、トッピングしないでWiFiで通信して、少し電話するなど色々な選択肢を選ぶことができます。 また、料金相談も行っておりチャットにてデータ通信や通話時間などから利用状況にあったプランを提案してくれます。
povoのトッピング
データ追加 | 料金 | 期間 |
1GB | 390円 | 7日間 |
3GB | 990円 | 30日間 |
20GB | 2700円 | 30日間 |
60GB | 6490円 | 90日間 |
150GB | 12980円 | 180日間 |
使い放題 | 330円 | 24時間 |
通話トッピング | ||
5分かけ放題 | 550円 | 月ごと |
通話かけ放題 | 1650円 | 月ごと |
上の表がトッピングの一覧です。他にもコンテンツ(DAZN、smash)、スマホ故障サポートなどがありますが、割愛してあります。3GBや20GBは他社とそう変わらない料金で選択しやすいプランですね。24時間使い放題や7日間1GBのような旅行などの短期で使う方や90日間や180日間の長期的なプランと選択肢が広がります。また、通話し放題もあるため、スマホを通話専用として運用することも可能です。トッピングは複数同時に購入でき、有効期限が早いものから消費します。データ容量が残り1GB、500MB、0MB時や有効期限が1日前の昼12時ごろにEメールやSMSでのお知らせをしてくれます。
終わりに
今回はpovoの解説をしました。プリペイドの携帯電話のような感覚で容量の追加ができるのは新しいですね。また、基本料は0円なので利用停止の条件を考慮しながら自分のペースでプランを選べるのもいいですね。ただし、実店舗はないので全てオンラインでの手続きとなります。時代ですね。
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