楽天モバイルの概要
- プランはシンプルに1つ。0円〜3278円までの料金で4G/5Gが通信し放題(一部例外あり)
- 尚、2022年7月1日より1078円〜3278円に改訂
- 通話料金は標準の通話アプリは30秒22円、楽天リンクアプリからの発信は国内通話無料(一部例外あり)
- 人口カバー率は96%(他の3大キャリアは99%)
- 楽天モバイルのプランの長所と弱点
- 最後に
通信のプラン
- 1GBまでは0円、3GBまでは1078円、20GBまでは2178円、以降は3278円で無制限で使えます。(どのキャリアも同様ですが、公平なサービスを提供するために通信速度の制限を行う場合があります。またパートナー回線接続時は最大1Mbps)5Gも追加料金なし
- 尚、2022年7月1日より1078円〜3278円に改訂
- 20GBで比較すると大手キャリアより安いです。下に比較表を貼っておきます。
キャリア | 料金 | 20GB超過後 | 特徴 |
ahamo(ドコモ) | 2970円 | 1Mbps | 5分間の通話無料つき |
povo(au) | 2700円 | 128Kbps | プランのカスタマイズが可能 |
Linemo(ソフトバンク) | 2728円 | 1Mbps | LINEのトーク、音声、ビデオ通話がカウントフリー |
楽天モバイル | 2178円 | 楽天回線:制限なし 他の回線:1Mbps | 20G超過後は3278円、楽天回線は制限なし 楽天リンクからの通話は国内無料 (時間、回数の制限なし) |
各社20GBのプランでも若干の特徴があり、単純な金額の比較なら楽天ですね。ただ、20GB以上の利用では3278円となるので注意が必要です。良いところとしては3278円まで使うとそれ以上料金が上がらずに、速度制限なしでネットが使えるところです。ドコモのahamoは5分間の無料通話、auのpovoはプランのカスタマイズ性、自由度がありユーザーの利用の仕方に合わせて容量を変えたり、330円で24時間使い放題などができます。ソフトバンクのLinemoはLineトークなどのカウントフリー。また20GBの超過後もahamoとLinemoは1Mbpsで使えるのでYoutubeの動画視聴もできますが、povoは128Kbpsに制限されるのでネットの利用は難しく、メールやラインなどでのテキストメッセージのやり取り程度に制限されます。
通話のプラン
標準の通話アプリからの通話は30秒で22円です。ただし、楽天リンクのアプリからの通話は国内では回数や時間関係なく無料です。(ナビダイヤルやテレドームなど一部の例があります) 楽天リンクのアプリは無料でダウンロードできます。
また、オプション(月1100円)で10分間の通話が何度でも無料で利用もできます。このオプションなら楽天リンクを使わずに標準の通話アプリからの発信でOKです。着信履歴や不在着信りれきからの折り返し通話は自動で標準の通話アプリの利用となるのでご自身の使い方でこのオプションも良いかと思います。ちなみにナビダイヤルとは0570で始まる電話番号で、テレドームとは0180から始まる電話番号です。他にも104の電話番号の案内サービスなど一部の発信先においては通話し放題のような定額プランでも有料となり、他社でも同様です。ご注意ください。
人口カバー率
人口カバー率は2022年2月4日時点で96%を達成しております。他の3大キャリアが99%なのでもう少しで並びますね。ちなみに人口カバー率とは全国を約500M四方のメッシュで区切り、そのメッシュ内の半分以上をカバーできるとそこのメッシュ内はカバーできたと判断します。そしてカバーできたメッシュ内の人口を全人口で割った率で表します。
楽天モバイルのプランの長所と弱点
長所
- 楽天リンクアプリからの通話で国内通話が無料
- 通信容量は1GBまで0円
- 3278円で通信が使い放題(5Gも)、テザリングの制限もないので家の固定回線の節約にもなる
- 楽天モバイル契約すると楽天市場での買い物でのポイント付与率がアップ
- 楽天ポイントで楽天モバイルの料金が支払える
- プランは1つでユーザーの利用料に応じて段階的に変動するため、わかりやすい
弱点
- 割り当てされている周波数帯の影響で屋内の電波は入りづらい
- 通信のプランで3GB〜20GBが同一の料金(2178円)である。スマホの通信量の平均値は8.72GB、中央値は3GBであるため、3〜10GB程度の範囲をカバーできるプランであれば他社でもっと安いプランがある。(例えばイオンモバイルなら10GBで1848円、NUROモバイルは10GB1484円など)
- 楽天リンクアプリは履歴からの折り返し通話に対応していないので操作に慣れていないと通話料がかかってしまう
最後に
本日は僕も使わせてもらっている楽天モバイルを解説しました。楽天モバイルは楽天経済圏との親和性が高く、使っている人も多いのでは無いのでしょうか? 後発のキャリではあるので基地局の設置や総務省からの周波数帯の割り当ての関係などで電波に関するトラブル(通信障害)はたまに聞きますね。しかし国内通話無料や1GBまでは0円など他社では実現できないお得なプランがあることも事実です。テザリングの制限もないので家の固定回線の見直しなど、たくさんの節約要素があるので楽しいですね。以上です!ここまでお読みいただき有り難うございました。
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