今回はau系のサブブランド、UQモバイルの料金プランを解説します。UQとはUniversal Qualitities=普遍的と高品質、が名前の由来です。ソフトバンク系のサブブランドのワイモバイルと比較される事も多いのでワイモバイルの解説記事に載せた比較表も使っていきたいと思います!
プラン一覧
プランはシンプルに3つです。繰越プランSの3G1628円は2022年6月現在のベースだとやや高い印象です。セット割適用で3GB990円となりpovoやLINEMOと並びます。ただセット割は自宅のインターネットとのセットなので料金は割引されますが自宅のインターネット代は別途かかります。単純に言えば現在自宅で固定のインターネットを引いてない方はセット割のために自宅ネットを引くのは損という事です。
繰越プランMやLはデータ超過後や節約モードでは1Mbpsで使えます。YouTubeでは1Mbpsあれば動画の再生はできるとされているので、充分な通信速度と言えます。ただ、元々の容量が15GBや25GBもあるので一人では余裕があるといえます。通信容量の統計データにおいてはWiFiによる通信量は約17GBでモバイル通信は約8,5GB、合計すると約26GBとなるのでLプランならWiFiはいらないくらいです。ただし、WiFiには同時接続や高速通信によるタイムラグが少ないなどのメリットはあるので通信対戦のゲームやWiFi機(パソコンやタブレット、電子書籍など)を使う事がある方や、家族がいる方などではWiFiを使う方が良いので個人的には必要だと思います。
筆者も1年ほど前にUQモバイルのSプランを利用していました。データ超過後の300Kbpsでもネットの閲覧は問題なく、YouTubeも再生に時間はかかりましたが、再生が始まれば見れました。やっぱりauのサブブランドは通信品質が良かったです。
通話のプランは?
通話パック | 550円/月 | 月に60分までの国内通話が無料 |
かけ放題(10分/回) | 770円/月 | 10分までの国内通話が何回でも無料 |
かけ放題(24時間いつでも) | 1870円/月 | 国内通話がかけ放題 |
通常の通話料金は30秒22円です。上記オプションの上限超過後の通話料も同じです。一番の特徴は通話パックです。無料通話分が60分のプランです。自分の通話が一度に何分するかよりも月に何分するかの方が分かりやすくないですか?1度の通話が10分までが多いとかって分かりづらいですよね。今はLINEなどのアプリを利用して無料で通話ができるので、固定電話やガラケー宛の通話がどれくらいあるかでこの3つのプランから選べます。
セット割(電気コース/インターネットコース)
セット割について解説していきます。割引金額はS/Mプランで638円/月、Lプランで858円/月です。
電気コースとはUQモバイルユーザーがau電気に申し込む方法です。au電気とは自宅の電気会社をau電気に変えることです。電力自由化で今は電力会社を自由に選べるのでこういったサービスが可能になりました。
インターネットコースは3つコースがありますので1つずつ解説していきます。1つ目はご自宅で契約しているプロバイダーを指定の会社に変更する。2つ目はケーブルテレビと契約する。3つ目はauのホームルーターかモバイルルーターを契約する方法です。どれかを契約し、申し込みをするとセット割が適用となります。
指定プロバイダーは数多くあります。auひかりやSo-net光、ビッグローブ光、@nifty光などです。またケーブルテレビはJ:COM(ジェイコム)に代表されます。
ホームルーターはUQモバイルを始め、家電量販店でも提供されていますがやはり対象となるものが決まっているので公式サイトでご確認ください。ちなみUQモバイル提供のホームルーターをご紹介します。
料金プランは4950円/月でWiMAX+5Gはじめる割適応で25ヶ月間は4268円/月です。ルーター自体の本体代は下の図に記載します。
機種名 | 本体代 | 本体代分割 |
Speed Wi-Fi HOME 5GL12 | 11088円 | 308円×36回 |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 11088円 | 308円×36回 |
Speed Wi-Fi HOME 5GL11 | 5940円 | 165円×36回 |
ワイモバイルとの比較
UQモバイルのプラン
ワイモバイルのプラン
両社の比較をすると、セット割を適応した場合は料金や容量は同じです。しかしセット割を適応しないとUQモバイルの方が安くなります。あと、通話のオプションでもUQモバイルには550円/月で60分の無料通話もあるのでやはり良いプランと言えます。
まとめ
以前のワイモバイルの比較にも記載したので気になる方はそちらも見にいって下さい。au回線が利用できるので、ソフトバンク系のワイモバイルよりも屋内やトンネルなども繋がりやすいと言えます。筆者がソフトバンクショップ店員だったときに対応したお客様の中にも「auは山やトンネルでも繋がる」や「団地の5階に住んでいて、キャリアをソフトバンクに変えたら繋がらなくなった」など意見や苦情をいただく事もありました。今はソフトバンクもプラチナバンドがあり、繋がりやすくなっております(人口カバー率はドコモ、au、ソフトバンクは99%をカバーしてます)。そんな恩恵が手頃な料金で利用できるUQモバイルはお得だと思います。実際にワイモバイルとUQモバイルをどちらも使った事がありますが、繋がりやすさに違いはありませんでした。あとは単独での契約ならワイモバイルより安い事もメリットですね。今回は以上です。またお会いしましょう!
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