7月からApple製品がiPhoneを含めて軒並み値上がりしました。実際には現状の為替レートによる価格差の是正ですが、日本人にとっては同じ商品を買うのに出ていくお金が増えるので”値上げ”と言えます。今回はApple、ドコモ、au、ソフトバンク(以下、SBと呼びます)、楽天モバイルの価格を比較していきます。機種はiPhone13シリーズの128GBとSE第3世代の64GBです。
ちなみにAppleは7月1日から価格が上がりましたが、他の4キャリアが少し遅れていました。表題の通り前キャリアの値上げが完了しましたので今回取り上げました。ではいきましょう!
価格表
料金プランはドコモは5Gギガホプレミアム、auが使い放題MAX5G/4G、SBはメリハリ無制限、楽天モバイルは1つしかプランはありませんが、条件を揃えるために上限の金額で比較してます。
各種の割引は適用しないものとしました(分かりにくくなるので)。それが以下です。
単位:円 | iPhone13Pro Max128GB | iPhone13Pro 128GB | iPhone13 128GB | iPhone13 mini128GB | iPhoneSE 64GB | 毎月の料金 |
APPLE | 159800 | 144800 | 117800 | 99800 | 62800 | |
DoCoMo | 197,230 | 172,810 | 138,380 | 116,710 | 65,230 | 7315/月 |
2年のリース (返却) | 88,989 | 77,531 | 62,036 | 52,027 | 30,004 | |
差額 | 108,241 | 95,279 | 76,344 | 64,683 | 35,226 | |
au | 186,190 | 168,720 | 137,295 | 116,310 | 70,935 | 7,238/月 |
2年のリース (返却) | 100,510 | 91,080 | 74,175 | 62,790 | 38,295 | |
差額 | 85,680 | 77,640 | 63120 | 53.520 | 32,640 | |
SB | 187,200 | 169,920 | 138,240 | 116,640 | 73440 | 7,238/月 |
2年のリース (返却) | 93,600 | 84,960 | 69,120 | 58,320 | 36,720 | |
差額 | 93,600 | 84,960 | 69,120 | 58,320 | 36,720 | |
楽天 | 167,800 | 153,800 | 123,800 | 104,800 | 66,800 | 3,278/月 |
2年のリース (返却) | 83,880 | 76,896 | 61,896 | 52,392 | 33,384 | |
差額 | 83,920 | 76,904 | 61,904 | 52,408 | 33,416 |
解説
まず、iPhoneを2年で返却しない場合で見ていきましょう。純粋な(キャンペーンなどは使わずに)本体代の価格ではAppleが安いです。ただし、楽天モバイルを初めて契約する方であれば24,000円分のポイント還元が受けられるので、その場合は楽天が最安となります。
ドコモ、au、SBではSE以外の13シリーズはauが一番安く、これは2年で返却する場合でも同様です。SEのみドコモが一括であれば安いですが2年の返却プログラムを適用するとauの方が安くなります。
毎月の料金プランは楽天モバイルが最も安く他の3キャリアとの差額は毎月で4,000円近くもあります。しかも楽天リンクという無料のアプリでの通話なら時間や回数関係なく無料で通話もできます。しかし他のキャリアと違い楽天モバイルにはプラチナバンドが与えられていません。人口カバー率が他のキャリアに近づいている現状でも、自宅や職場などの屋内では繋がりにくいという事になります。筆者自身も楽天モバイルを契約したことがありました。自宅では入りましたが、職場、トンネル、スーパー、高速道路上(ナビとしてスマホを使っていた時)などでは繋がりにくかったです。電波を優先すると楽天モバイル以外のキャリアとなりiPhone本体の安さではauという事になります。
今の機種はSIMロックは解除済みなので、例えば楽天モバイルで契約し実際に使ってみて不便に感じるようなら格安SIMへ乗り換えをするなど柔軟に対応しても良いと思います。初めての契約なら24,000円分のポイント還元もありますしね!(キャンペーン適用には諸条件ありますのでご検討中の方はホームページをご確認ください https://network.mobile.rakuten.co.jp です)
未使用品や整備済み品、中古品という選択肢もあります!Androidも
しかし、やはり高い!っと感じる方への他の購入方法としてはAppleやAmazon、各キャリアのオンラインストアで販売されている整備済み品や中古品です。呼び方が違いますがおおよそはバッテリー残量が80%以上で多少の傷や汚れがありますが(実際の機種の状態は写真で確認できます)、比較的安い場合が多いです。(たまにApple新品のようが安い時もあるのでしっかり比較は必要です)
整備済み品や中古品は最新機種では新品とはあまり価格差はありませんが、1つや2つ前の機種でも良いという方なら(iPhone8やSE第2世代)十分ニーズがあると思います。しかし容量や色は選べないことが多いので各サイトで比較してください。(ちなみにAppleの整備済み品はしばらくiPhoneは見てません)
あとはそもそもになりますが、Androidの方が安く見た目や機能も十分なのでこれを機にAndroidにするという方法もあります。Androidだと1万円台の機種もあります。
終わりに
今回はiPhoneの各キャリアとApple Storeでの価格を比較し、毎月の料金や新品以外の整備済み品や中古品の購入についてお話ししました。円安傾向はまだ続くと思われ、次期のiPhone14ではいくらになるのかソワソワしますね。笑
Androidへの転換も話しましたが、筆者自身はiPhoneが好きなのでこれからも使い続けようと思ってます。ではまた!
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