各社の内容
ドコモ
- 個人名義(法人は対象外)
- dアカウントのIDが取得されている事
- 2021年12月15日までに解約している場合は対象外
- ドコモ解約後31日以内の申し込みが必要
- ahamohの変更時は同時の申し込みが必要
au
- au回線で発行されたauIDを取得している事
- 対象のドメインは@ezweb.ne.jpと@au.com
- 2021年12月1日までに解約している場合は対象外
- au解約後31日以内の申し込み
- 保存容量は400MB/5000件/保存期間は無制限
ソフトバンクモバイル
- マイソフトバンクのIDを取得している事
- 対象のドメインはJ-phone、Vodafone、Softbankmobile、iPhone専用ドメイン(@i,softbank,jp)、ディズニーモバイル、ウィリコム、イーモバイル、ワイモバイル
- 解約後31日以内の申し込み
- クレカ払い
- 保存容量は200MB/5000件
背景
1)2021年の総務省の調査
キャリアメールを週1回以上の利用は送信37.1%、受信が67.1%あり、キャリアメールの持ち運びサービスの希望は74.1%あった事から一定のニーズや乗り換えによる競争の惹起が考えられる。
- キャリアメールを週1回以上の利用は送信37.1%、受信が67.1%
- キャリアメールの持ち運びサービスの希望は74.1%
- キャリアメールアドレスの持ち運びサービスは一定のニーズや乗り換えによる競争の惹起が考えられる。
2)3G回線の電波の停波が決まっている
- auが2022年3月31日
- ソフトバンクが2024年1月
- ドコモが2026年3月31日
- 現在3G端末を使っている人はこの期間までに4G端末へと機種変更する必要がある
3)MNPと併用することで、いまと同じ電話番号とメールアドレスが引き継げる
- 2006年開始のMNP(Mobile Numbur Portability:電話番号持ち運び)と併用できるので、手数料はかかりますが同じ電話番号とアドレスが他社でも利用できるので他人へ教え直す必要がない
このサービスはどんな人にメリットがあるのか?
今回のキャリアメールアドレスの持ち運びサービス。どんな人にメリットがあるのかまとめました。
- 連絡ツールがLINEなどのSNS以外にもメールアドレスでやり取りする人
- 今後もガラケーを使い続けたい方(3Gの停波や機種は減少傾向のため、キャリアに縛られない方が良い)
最後に
キャリアメールアドレスは各キャリアでインターネット契約(ドコモのi-modeやソフトバンクのSベーシックパックなど)を結んで初めて得られるアドレスです。そのため他のフリーメールと違い発行元が信頼できるため、以前はネットの会員登録などではフリーメールでは登録できずにキャリアメールのみのサイトもありました。
時代はスマホ中心になることでSNSが普及し、今ではすっかり利用が減った印象です。気分やいいことがあった時にメアドを変更して友達に知らせて『何かあったの?」とか「なんだよあのアドレス!」とか友達に言われたり、メアド自体がコミュニケーションツールのような側面もありました。センター問い合わせなんて機能もありましたね。
今日はメールアドレスの持ち運びサービスについて解説させて頂きました。 ではまた!
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