今回は利用GB別のスマホ会社のプランの解説、比較をしていきたいと思います。楽天の値上がりによりスマホ会社の乗り換えの一助になればと考え、本記事を作成しました。ぜひ参考にしてください。
毎月の通信量が1GBの人
月額 | 通話料 (標準アプリ利用) | 特徴 | |
楽天モバイル | 1078円 | 22円/30秒 | 楽天リンクの通話は無料、2022年7月からの改訂料金を記載 |
日本通信 | 290円 | 11円/30秒 | シンプル。プラス700円で70分の無料通話 |
イオンモバイル | 858円 | 11円/30秒 | 使いきれなかった容量は繰越可 |
OCNモバイル | 770円 | 22円/30秒 | 500MBプランは550円/月で10分の無料通話あり |
HISモバイル | 550円 | 9円/30秒 | 100MBまでの利用なら290円/月 |
マイネオ | 1298円 | 22円/30秒 | プラス385円で1.5Mbpsの通信速度で使い放題 |
1GBを提供している通信会社は他にもありますが価格的なメリットを考慮してます。楽天の価格は7月以降の改訂で表記しました。最もわかりやすいのは日本通信です。基本料290円+通話料の体系です。通話料も30秒で11円、1分で22円なのでHISモバイルの基本料550円との差額260円で11分の通話ができます。月の通話時間が65分を超えるならHISモバイルの方がお得です。OCNモバイルは500MBのプランがあるのでこちらの方がメリットが大きいですね。そのほかにイオンモバイルは繰り越し、マイネオはプラス385円のオプション加入でパケット通信がし放題というのが特徴です。1GBまでで使っていたユーザーにとっては楽天にはメリットがほぼないですね。日本通信で35分通話して楽天の基本料と同等になります。しかし楽天リンクの通話でこれ以上の利用や楽天経済圏の利用の仕方でお得になる場合もあるかもしれないです。
毎月の利用が3GBの人
月額 | 通話料 (標準アプリ利用) | 特徴 | |
楽天モバイル | 1078円 | 22円/30秒 | 楽天リンクの通話は無料 |
UQモバイル | 1628円 | 22円/30秒 | 余った容量は翌月に繰り越し可 |
イオンモバイル | 1078円 | 11円/30秒 | 使いきれなかった容量は繰越可 |
iijmio | 990円 | 11円/30秒 | 4GBでこの料金 |
LINEMO | 990円 | 22円/30秒 | ラインのギガカウントフリー、 |
LIMBO | 980円 | 22円/30秒 | 余った容量は翌月に繰り越し可 |
NUROモバイル | 792円 | 22円/30秒 | 使いきれなかった容量は繰越可 |
HISモバイル | 770円 | 9円/30秒 |
基本料金や通話料金の最安はHISモバイルです。通信量の繰越はHPに記載がなかったのでおそらくできないと思います。他にもLINEMOや楽天も繰越はありませんが、他の多くの通信会社は繰越に対応してます。通信量の残量に影響されることなくラインを使いたい人はLINEMO。UQモバイルはこの中では基本料が高いですが、auのサブブランドで通信エリアの繋がりやすさは一番だと思います。3GB超過後は300Kbpsに制限されますが、繋がりやすさのおかげでこの状態でも外でのネット閲覧やYouTubeの閲覧も出来ました(筆者が以前に使っていた頃)。イオンモバイルはLINEMOより100円ほど高いですが通話料金は安いのと、イオンモバイル自体が小刻みな料金プランを提供しているので自分に合わないと思ったらプランを変更して自分にあったプランを選べるのがいいですね。ちなみにpovoも3GBを提供していますが料金がLINEMOと同じであることやデータ通信には期限があり、それを毎回購入する必要があることを踏まえ省略しております。povoは能動的にプランを切り替えていきたいユーザーにとっては使いやすいと思いますが、本記事の内容から離れるので。
毎月の利用が5~8GBの人
月額 | 通話料 (標準アプリ利用) | 特徴 | |
楽天モバイル | 2178円 | 22円/30秒 | 楽天リンクの通話は無料、20GBまで同じ金額 |
イオンモバイル | 1298円 | 11円/30秒 | 余った容量は翌月に繰り越し可 |
iijmio | 1500円 | 11円/30秒 | 8GBでこの料金 |
日本通信 | 1390円 | 11円/30秒 | 6GB+70分の無料通話 |
NUROモバイル | 990円 | 22円/30秒 | 余った容量は翌月に繰り越し可 |
HISモバイル | 990円 | 9円/30秒 | 7GBでこの料金 |
楽天モバイルのみ20GBまでこの料金ですが、5GB付近の方を想定した表となります。楽天モバイルでどれくらいまで通信を使っているかで変わりますが、楽天モバイルは5GBでも2178円かかる仕組みなので通信量が5~7GBまでの利用ならHISモバイル、HISで月に20分以上通話をする人は日本通信がお得です。このレンジは料金の優位性がはっきりしますね。
20GB使う人
月額 | 通話料 (標準アプリ利用) | 特徴 | |
楽天モバイル | 2178円 | 22円/30秒 | 楽天リンクの通話は無料、超過後はプラス1100円で無制限 |
ahamo | 2970円 | 22円/30秒 | 5分の無料通話付き、超過後は1Mbps |
povo | 2700円 | 22円/30秒 | プランを選べる、超過後は128kbps |
LINEMO | 2728円 | 22円/30秒 | ラインのギガフリー、超過後は1Mbps |
イオンモバイル | 1958円 | 11円/30秒 | 余ったギガは翌月に繰越可 |
日本通信 | 2178円 | 11円/30秒 | 無料通話70分つき |
LIMBO | 1991円 | 22円/30秒 | 余ったギガは翌月に繰越可 |
基本料ではイオンモバイルが最安。イオンモバイルと楽天、日本通信との金額差は220円なので10分の通話があるかですね。この10分の通話に加えて更に70分の通話までは楽天と日本通信は差がありませんが(楽天リンク利用を想定)これ以上通話をするなら楽天の方がメリットが大きいです。楽天は楽天リンクの利用を前提として見れば基本料も安い方でとてもバランスがいいです。しかし楽天リンクは音声の品質が周囲の通信環境に影響されるので屋内では声が届かなかったり、相手の声が聞き取りにくかったりすることがあります(筆者の経験談)。もし楽天リンクの利用がないならイオンモバイルか日本通信、20GB以上使う方なら超過後1Mbpsで使えるLINEMOがいいと思います。またahamoは料金は高いですが繋がりやすさや5分間の通話が無料となる点と他社との価格差の許容は個人差がありますね。
まとめ
今回は通信量毎の各社の比較を解説しました。楽天モバイルで3GB以上使っている人は影響のない改訂でした(逆にポイント還元が増えた)が、筆者が1GB未満で使っていた事もあり、各社のプランの情報をシェアしたいと思いこの記事を書きました。少しでもお役に立てれば幸いです。
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